擬音
硝子細工
こんばんは。一年で照明と映像やらせてもらってます、水ノ上です。
去年の今頃は受験まっただ中だったなーなんて思いながら、自分の高校時代を思い返しています。
高校時代は化学部に入ってました。
印象に残っているのは文化祭シーズンでしょうか。
木材で作った演示スペース。
持ち看板作って学校中で宣伝。
お客さんへのパフォーマンス。
忙しいと同時に、やりがいのあった時間です。
でも個人的に言えば、そこまでの準備の過程も好きでした。
見学しに来てくれたお客さんに景品を渡すのですが、それらは全て部員が製作。
中でも色ガラスは曲者。
材料・機材は普通のものなのですが、上手く作れるかはまた別の話で。
使う材料。入れる量。炎の温度。垂らすスピード。
これらをほんの少し変えるだけで、形・色・大きさまで千差万別のガラスができる。
僕はこの作業が凄く好きでした。
今、演劇という未知の世界に参加して。
光の色。当て方。明るさ。全体のバランス。
照明にも色々なバリエーション。
でも、きっとそれは他のセクションもみんな同じで。
各々の力を合わせて、どんな公演ができるのか。
本番まであと二週間ちょっと。楽しみです。
劇団綺畸2014年度新人公演
『春が始まる、終わりの朝』
皆様、是非ご覧下さい。
写真は高校時代の部活の友人と。
早稲田に行った時の写真です。
煙の味
この世は好きになってはいけないもので溢れている。
たとえば同性だったり、誰かのものだったり、大事な人だったり。
けれど、たった一度の人生です。
何かを心から好きになりたいじゃないですか。
煙草にぬるい火をつける。
あなたのことはわからないけど、
あなたと同じ空気を吸っている。
この舞台が誰かのお気に入りになれることを願って。
劇場でお待ちしています。
音響・小道具 北原仁美